私とボサノヴァ
私が子供の頃に住んでいた場所は、目の前が海で、いつも波の音や潮風を感じながら生活していました。
大学入学をきっかけに上京し、数年を過ごしたのち、何気なく聞いた音楽から、青い海・波が砕ける音・潮の香り・海鳥の声・・・そんな風景がはっきりと浮かび、強烈な懐かしさを覚えるのと同時に、幸せな気分になったことを思い出します。
それが「ボサノヴァ」というジャンルの音楽であることを知って以来、ボサノヴァは、日々の暮らしに安らぎと潤いをもたらし、心を満たしてくれる大切な音楽になりました。
私の歌うボサノヴァ
ボサノヴァは、クラシック音楽の影響を受けた奥ゆきのある音楽だと思います。
詩とハーモニー、郷愁と優しさに満ちたポルトガル語の響きが一体となって、「静寂の中の躍動感から生まれる煌くような美しさ」を織りなしています。
ちょとしたお気に入りの品々のように「なんだかよくわからないけれど、聞いていると何となく心地良い」と感じていただける音楽を目指しています。
歌うと「子供がおとなしくなる」と言われたりすることもありますが、とても嬉しいことです。
レパートリー(弾き語り)
- Ela é Carioca (彼女はカリオカ)
- Garota de Ipanema (イパネマの娘)
- Fly me to the moon (フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン)
- Gaiolas Abertas (開かれた鳥かご)
- Se é tarde me perdoa (遅すぎたならごめんなさい)
- Samba de uma nota só (ワンノート・サンバ)
- Corcovado (コルコヴァード)
- Manhã de Carnaval (カーニバルの朝)
- Samba de Verão (サマー・サンバ)
- Trevo de Quatro Folhas (四葉のクローバー)
- Eu sei que vou te amar (あなたを愛してしまう)
- The shadow of your smile (ザ・シャドウ・オブ・ユア・スマイル)
- Cantores do Rádio (ラジオの歌い手)
- So Danço Samba (ソ・ダンソ・サンバ)
- O Pato (ウ・パトゥ)
- Carolina (カロリーナ)
- Brigas Nunca Mais (もうケンカはしない)
- Rosa Morena (ホーザ・モレーナ)
- Falsa Baiana (偽りのバイーア娘)
- Estrada Branca (白い道)
- Wave (波)
- Agua de Beber (おいしい水)
- Samba do Soho (ソーホーのサンバ)
- Desde que o Samba e Samba (サンバがサンバであるからには)
- Por causa de você (あなたのせいで)
- Você e Eu (あなたと私)
- Falando de Amor (愛の語らい)
- Pra que discutir com madame (マダムに話すのは何のため?)
- Palpite Infeliz (よけいなおせっかい)
- Você não sabe amar (愛を知らないあなた)
- Sábado em Copacabana (コパカバーナの土曜日)
- Feitio de Oração (祈りのかたち)
- Fora de hora (フォーラ・ジ・オーラ)
- Eu e a brisa (私とそよ風)
- Sambou Sambou (サンボウ・サンボウ)
- O Barquinho (小舟)
- Morena Boca de Ouro (モレーナ・ボーカ・ジ・オーロ)
レパートリー(歌のみ)
- Fotografia (写真)
- Chega de Saudade (想いあふれて)
- Mais Que Nada (マシュケナダ)
- Desafinado (ジサフィナード)
- Carinhoso (カリニョーゾ)
- Tristeza (トリステーザ)
- A Felicidade (ア・フェリシダージ)
- Samba do Avião (ジェット機のサンバ)
- Amor em Paz (平和な愛)
- Vagamente (ヴァガメンチ)
- Vivo Sonhando (夢見る人)
- Se todos fossem iguais a você (すべてあなたと同じなら)
- Minha Namorada (私の恋人)
- Escravo da Alegria (喜びの奴隷)
- Samba de Orfeu (オルフェのサンバ)
- Anos Dourados (黄金の歳月)
- É preciso dizer adeus (さよならを言わなきゃならない)